なんだか妻が機嫌が悪そう…ここはプレゼントで気を引くか!
と安易に考えてプレゼントを探そうとしてる夫の皆様、ちょっとストップ!
プレゼントをただの課金アイテムだと思っていませんか?
妻の機嫌が悪くなるたびに出費がかさみ続けるの、覚悟できますか?
そのうち何をやっても機嫌が直らなくなったときどうしますか?
私は夫と仲が悪くなってからプレゼントをたくさんもらいましたが、今はプレゼントを受け取ることすら嫌になりました。
この記事では私の実体験を元に、もので釣られる妻の心理と、プレゼント以外の方法で妻の機嫌を直す方法も解説します。
機嫌が悪い状態がデフォルトにならないように、ぜひ参考にしてください。
不機嫌な妻にプレゼントで機嫌を取るのは危険な理由
機嫌が悪い妻にプレゼントを渡して解決するのは、長い目で見ると夫婦関係が悪化する原因になりかねません。
そもそもプレゼントって機嫌を取るためではなく、喜んでほしくてするものの方が気持ちいいですよね。
だってもので釣られて機嫌を直すほど簡単に機嫌を損ねたわけではないから。
なのに「機嫌が悪そうだからプレゼントを…」なんて、機嫌が直るどころか逆効果です。
妻は子どもじゃないので、スーパーでお菓子を一つ買ってあげたら泣き止むとか、ゲームをする代わりに勉強させるとか、外から簡単にコントロールできません。
でもでも、
なんかもらえんのうれしくない?
ものもらえる嬉しさよりも、理解してもらえない悲しさの方が大きいよ…
その時にたまたま効果があったとしても、長い目で見ればいい方法でないのは目に見えてますよね。
この人は困ったら原因も考えずに適当にお金で解決する人だ、というレッテルを貼られるかもしれません。
ではプレゼントで機嫌を取ると妻がどうなるのか、3パターンの未来を紹介します。
妻の機嫌が悪い時にプレゼンントで機嫌を取ると起こる3つの未来
機嫌が悪い時にプレゼントを渡すと、ジワジワ効果がなくなります。
私の体験やママ友から聞いた話をまとめると、3パターンの展開があります。
- プレゼントにダメ出しされる
- 機嫌が悪いフリをしてたかられる
- プレゼントを拒否される
ひとつずつ詳しく解説します。
①プレゼントにダメ出しされる
プレゼントで機嫌を取ろうとするのは女性にとって見え見えです。
夫婦仲がいい場合、「かわいくないから」「ものに罪はないから」という理由で喜んだふりをすることがあります。
中には「機嫌を取ろうとしてくれるのがうれしい」なんて女神もいますが、かなりのレアキャラです。
たいていの妻は何度も茶番を繰り返すのが馬鹿らしくなり、プレゼントに対してケチをつけ始めます。
- 甘い物…ダイエットしようと思ったタイミングにやめてほしい
- アクセサリー…私に似合わないものを選んでセンスを疑う
- 高いもの…こんなものにお金を払うなんてもったいない
- 安いもの…こんな安物で気を引こうとするなんてナメられて
じゃあプレゼントできないじゃん!
だーかーらー!
さっきからプレゼントで機嫌を取るなって言ってんじゃん。
実際私も機嫌が悪い時に高級な箱入りのシュークリームをもらったことがありますが、「宅急便のために冷蔵庫の空間を開けておいたのに」とイライラしたことがあります。
プレゼントは気持ちを伝える演出なので、気持ちのないプレゼントで機嫌を直してもらうのは効率が良くありません。
②機嫌が悪いフリをしてたかられる
プレゼントで機嫌を直してもらうことを繰り返すと、妻の性格によってはそのうちたかられることも。
額がどんどん高額になったり、つまらないことで言いがかりをつけてたかられたりされかねません。
最初はコンビニスイーツでも、そのうちブランド品になるかも。
数百円が数万円…
ムリだわ。
私も私の周りにもこのタイプはいませんでしたが(セレブな地域に住んでいないので)機嫌が悪いふりをして夫をパシらせるタイプの妻は見たことがあります。
機嫌が悪い時に一度お願いを聞いてしまうと断るのが難しくなるので、そもそも手軽に機嫌を取ろうとしないことがおすすめです。
もので釣ることを繰り返すと、ゆくゆくものがないと心を動かせなくなることを理解しておきましょう。
③プレゼントを受け取ってもらえなくなる
関係が悪化してくると、プレゼントで機嫌を取ろうとする行為そのものに怒りを覚える妻もいます。
私です!
受け取ってもくれないなんて…
実際に私も、2年間口を聞かない期間に無言でプレゼントだけ渡されましたが、数年たった今でも未開封で押し入れにしまってあります。
夫もプレゼントを開けすらしないことを気づいているらしく、それ以来私にプレゼントをしなくなりました。
こうなってしまうと機嫌を直してもらうことが難しくなるので、安易にもので気持ちを取り戻そうとするのはマズいです。
プレゼント以外の方法で妻の機嫌を取るには?
ここまで「プレゼントで機嫌を取るな!」とお伝えしてきましたが、じゃあ機嫌直してもらうのにどうすれば?と困惑してしまいますよね。
プレゼント以外の方法で機嫌を取る方法は5つあります。
- 感謝を伝える手紙
- ものよりも自由な時間
- 毎日の小さな気遣い
- 結婚前のような女性扱い
- 基本に戻って話を聞くこと
人によってどの方法が効果的かが違うので、いろんな方法を試して妻の「ツボ」を把握しておくことが重要です。
ひとつずつ詳しく見てみましょう。
会話が必須になってくるから、無視されてる人はまずそれ解決してからね。
【関連記事】
妻が夫を無視する心理って?無視していた妻側から5つの理由を解説
感謝を伝える手紙
ベタですが、手紙は効果的です。
結局のところ気持ちを伝えるのが一番重要で、中でも普段伝えきれない感謝の気持ちを伝えるのは効果的です。
よっぽど不仲でない限り「ありがとう」と言われてイラつく妻はいないでしょう。
具体的には
- ○○なのは「妻」が○○してくれるおかげ
- いつも○○してくれてありがとう
- これからも○○な夫婦でいたい
と具体的な内容を盛り込んだ手紙が効果的です。
タイミングは早ければ早いだけいいので、悩むくらいなら通勤途中の電車でササっとLINEしてみましょう。
苦手な人は便利アイテムに
頼るがよい。
【present book BEST shot 10】
写真とメッセージでアルバムが作れる!
ひとこと添えるだけなので簡単。
子どもの写真で作っても◎。
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これは想いが伝わりそう。
時間がない人は写真データぶっこむだけで発注できるフォトブックね。
- WEBでササっとデータを作れる
- ネット注文を店舗で受け取ることができる
- 仕上がりまで注文から最短1時間
これは!
感動して何度も見ちゃうんじゃない?
朝の通勤でデータ登録して昼休憩で店舗に撮りに行くと夜ドヤ顔で帰れるよ♪
ちなみにこのフォトブック、年イチくらいで定期的にやっておくと株が上がるのでおすすめ。
ただし手遅れになったら手紙も読んでもらえません。
実際私は手紙付きのプレゼントが怖くてプレゼントそのものを開けれずにいます。
夫婦仲が完全に壊れる前に、手紙で感謝を伝えましょう。
ものよりも自由な時間
子どもが3歳くらいまでは本当に時間がないんですよね。
あの時の時間の貴重さは、夫には分かってもらえませんでした。
ゆっくりお風呂に入ったり、美容院に行ったり、目的もなくぶらぶら出かけたりが夢物語状態。
そんな忙しい時に本音を言えるなら、欲しいのは検討違いなプレゼントではなく、自由に過ごしていい時間です。
プレゼント選びに留守にするくらいなら1時間留守番してくれ!
というのが本心。
良かれと思ってプレゼント選んだのに…
とは言え、年齢的に妻が忙しい時期と夫が忙しい時期ってかぶりがちなんですよね。
余裕があって家事を分担できれば負担を減らすこともできますが、難しい場合は
- 時短家電を導入する
- 家事代行を検討する
- 宅食やミールキットを導入する
などの話し合いをしてみるのもおすすめ。
大きいお金が動くからサプライズは禁止ね。
大変そうだから負担が減る方法を一緒に考えよう、って言ってみる。
毎日の小さな気遣い
プレゼントを一回渡しても、忘れてしまう可能性があります。
それよりも毎日コツコツ小さな気遣いをしている方が印象が良くなります。
気遣いと言っても、「ありがとう」とか「大丈夫?」とか言葉だけでもずいぶん印象は違います。
妻に「一緒にいて居心地がいい」と思われれば、機嫌が悪くなっても事情を話してくれることでしょう。
例えば
- 帰宅時間をLINEする
- 帰宅途中に買い物があるか確認する
- 妻の前でスマホゲームをしない
- 何かできることある?とこまめに聞く
- ねぎらいの言葉をおしまない
めんどうでも日々の小さな積み重ねで信頼を築けば、大きなめんどうを避けることができます。
信頼関係があれば、機嫌が悪くて理不尽に当たり散らすこともないでしょう。
機嫌が乱高下するタイプならなおさら、毎日コツコツ小さな気遣いの積み重ねで、いい人ポイントを貯めておくことをおすすめします。
結婚前のような女性扱い
女性は女性扱いされると機嫌がよくなる、と言われています。
「お付き合いしていたころの妻はかわいかったのに」
と思う場合はもしかすると女性扱いすることで不機嫌が少し改善するかもしれません。
具体的には
- 外見の変化に気付く(ポジティブなことだけ)
- 「ママ」ではなく名前で呼ぶ
- さりげなくボディタッチする
とこんな方法が有効です。
人によってうれしいことと嫌なことが紙一重だから反応をよく見てね。
確かに、僕の妻にできることとできないことがあるかも。
育児から少し手が離れたタイミングであれば、子どもに留守番をお願いしてデートに出かけてみるのもおすすめ。
手をつないだり、昔行ったことのあるカフェでお茶をしたり、女性扱いできるシーンがたくさんあります。
お付き合いの頃の笑顔の妻に戻ってもらうには、まずはお付き合いの頃のような女性扱いをしてみましょう。
基本に戻って話を聞くこと
女性は「話を聞いてほしい」生き物です。
今日起きた出来事からこっそり仕入れた噂話まで、誰かに話したくて仕方ないのです。
話したくてうずうずしているのに誰にも聞いてもらえず、夫にまでないがしろにされたらガス抜きができません。
1回ないがしろにされたら「この人は話聞いてくれない」って何も話したくなくなる。
そこそこ話は聞いておいた方がよさそう!
(めんどくさいけど)
女性に養ってもらう「ヒモ」の男性は、女性を不機嫌にさせないプロです。
家事やマッサージなどのスキルがあるヒモもいますが、共通していることは聞き上手なこと。
昔テレビでタモリさんが言っていた、ヒモの聞き上手テクニックを解説します。
- 女性がバッグを買ったとして、「そのバッグどこで買ったの?」と会話を促す。
- 女性が話すのを相槌を打ちながらただ聞く
- 女性が話し終えたら、「ほかに何色があったの?」と話を広げる
- 女性が話すのを相槌を打ちながらただ聞く
- 女性が話し終えたら、「なぜその色にしたの?」とさらに話を広げる
コツは話を聞きながら次に質問できるネタを頭の中にストックしておくこと。
話している途中では話を変えず、女性が話に詰まってから次の話題をふります。
女性は男性ほど理論的に話せる人が少ないため、人によっては話を聞くのが大変なこともあるでしょう。
ですが「で、なにが言いたいの?」と言われると話す気がなくなります。
プレゼントを必死に選ぶ前に「話を聞くこと」で機嫌を取れるケースもあります。
さらに話を聞くことで
「この前○○と言っていたから○○を選んだ」
とプレゼントを贈るにしても気持ちのこもったものを選ぶことができます。
めんどくさがって妻の話を適当に聞いてしまっている場合、聞くことに本気を出してみる価値がありますよ。
機嫌が悪い時に夫にプレゼントをされた実体験
私たち夫婦は仲がいい時からプレゼントをよく渡し合う仲でした。
私が機嫌が悪くなったときにも何度もプレゼントされましたが、今は機嫌がどうであれプレゼントが出てくることすら嫌です。
なにか企んで金で機嫌を取ろうとしている気がするからです。
私の性格が悪いのも手伝って、不仲になってから受け取ったプレゼントは、怖くていまだに開けていません。
はっきり覚えているものを3つ解説します。
寝ている間にサンタさん的なことをされる
家庭内別居状態のクリスマスの日、朝起きたら枕元にプレゼントと手紙が置かれていました。
私よりも先に子どもが気づき、空けたらいいじゃんと言われましたが、とても開ける気に慣れません。
だってそれまで会話もしていないし、直接渡してこないのも腹が立つから。
かといって直接渡されても困るけど。
仲が良かったころから子どものクリスマスプレゼントを任せていたこともあり、いっしょに渡そうと思ったのかもしれません。
子どもに「ママはサンタさんに物をもらえる歳ではない」とごまかしたのを覚えています。
誕生日プレゼントを渡される
夫婦カウンセリングを受け始めてから、誕生日プレゼントをもらったこともあります。
これもなんか怖くて開けていません。
何が怖いって、中に重たい手紙が入っていたり、思い入れの強いものが出てくるのが怖いから。
開けてないから知らんけど。
このころには「プレゼントコワイ」状態になっていました。
なんでもない時にワインをプレゼントされる
夫婦関係が少しずついい方向に転がり始めたころ、ワインをプレゼントされました。
このころ夫と一緒にいることに緊張するから、毎日お酒を飲んでいたんです。
この時は受け取って一緒に飲みましたが、理由があります。
- ラッピングなしで中身が分かったから
- ワインにハマっていたから
- 夫婦関係の改善をがんばっていたから
だから厳密に言うと「機嫌が悪い妻」ではありませんでしたが、いい例も参考になればと挙げました。
条件は人それぞれ違うから、妻をよく観察してみて。
ですが基本的にはプレゼントで機嫌が直るわけではありません。
機嫌を取ってからプレゼント、というのが基本です。
まとめ~プレゼントは「おまけ」として渡すのが◎
ここまで「プレゼントで機嫌を取れない」と書いてきましたが、プレゼントそのものが「悪」ということではありません。
プレゼントが悪いのではなく、もので解決しようとする意図がマズいのです。
✕課金して機嫌を取ろう
〇機嫌を取ってからプレゼントで喜んでもらおう
プレゼント単体で機嫌を取るのではなく、作戦を立ててコンボで機嫌よくなってもらうのがコスパも効率もいいやり方です。
手紙などで思いを伝える
→よく話を聞く
→会話から欲しいものを予想できたらプレゼントするのもあり
→機嫌がよくなったら普段から気遣いをする
これで心のこもったプレゼントを用意することができて、プレゼントで地雷を踏む確率が大幅に下がります。
プレゼントを課金アイテムと考えず、機嫌が悪い妻と向き合うことから始めましょう。
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