- 離婚寸前で家庭内がヒリヒリしてる!
- 離婚届けにサインをするように言われた!
こんな状態から離婚する夫婦もいれば、乗り越えて夫婦関係を修復する夫婦もいます。
離婚危機を回避できるかできないかの差は、焦って悪手を打つか、コツコツ積み上げられるかです。
この記事では離婚危機を何とか回避できた私が、離婚危機回避できる夫婦の特徴について解説します。
離婚寸前で困っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
離婚寸前から修復不可能な夫婦の特徴
離婚寸前状態で修復が難しい、もしくは離婚する方が幸せになれるケースから解説します。
- 借金癖がある
- 生活に支障が出るくらいの浪費癖がある
- 不倫癖がある
- 手が出るような夫婦喧嘩を繰り返している
- モラハラ気質で悩んでいる
- お互い修復をがんばる意思がない
- その他解決不可能な問題(不妊や親など)でよくケンカになる
- 別居が長年続いている
以上のような特徴は改善の難易度が高いです。
文字で読むとヤバさが分かりやすいね。
許せないことが変えられないことなら、あきらめるのも一つの手。
変えられないことが原因なら、環境を変えることで解決することも検討しましょう。
では極端な例ではなく、一見問題なさそうな夫婦が離婚修復できるかどうかについて解説します。
私が離婚寸前から修復できた3つの理由
では続いてどんな夫婦なら離婚回避や関係修復ができるのかについてです。
私が離婚寸前からなんとか持ちこたえているのは、どうしても夫婦でいたいという強い思いのおかげです。
それってお互いのことがまだ必要ってことだよね?
そだね。
愛情だけが理由とは限らないけど。
具体的には
- 具体的には夫婦でいることを諦めない
- お互いが自分を変える努力ができる
- 長期間がんばる覚悟がある
といった3つの行動がカギになりました。
ではこの3つの行動についてもっと詳しく解説します。
夫婦でいることをあきらめない
まず一番に離婚回避ができた理由は、夫婦でいることを諦めなかったからです。
諦めたら試合終了ってやつだ!
ほんと、離婚なんて転がるように進むから、踏ん張れるかどうかは大事。
我が家では、普段夫の方が「夫婦でいたい」という持ちが強いですが、それでも夫から3回離婚を申し出られました。
私が諦めて離婚に同意したらアウトだし、夫が夫婦でいることを諦め続ければアウトだし、お互いが諦めずに夫婦でいようとすることが大事です。
片方が「やっぱり離婚」と心変わりした時にもう片方が「NO」を言えると離婚回避できる可能性が高まります。
お互いが自分を変える努力ができる
離婚回避できたあと、夫婦カウンセリングに通ったり、本をたくさん読んだり、お互いが自分を変えようとしました。
配偶者の離婚したい気持ちを変えるには、自分が相手から求めらる存在に変わらなければいけません。
一度嫌われた相手に好かれるように変わるのは、相当な努力が必要です。
自分を変える…
できるかな?
相手に変わってもらうのはもっと難しいよ。
コントロールできないからね。
とは言え夫が私の理想に変わってくれたわけではないし、私が夫の理想通りになったわけではありません。
相手が自分の思い通りに変わってくれないので、自分の理想を変えることも必要です。
お互いに、自分が相手のために変わろうと努力できる夫婦は、離婚回避できる可能性が高いです。
長期間がんばる覚悟がある
離婚寸前状態から夫婦関係を修復するのは大変で、数日で何とかできるものではありません。
なんかサクッと解決できる裏ワザないの?
ない!
お金も時間もすごくかかるし大変!
我が家では夫婦カウンセリングに半年ほど通い、その後1年くらいは重たい話し合いを繰り返しました。
その間たくさん本を読んでコミュ力などを磨きました。
とはいえ今も関係性が完全に回復したわけではありません。
夫婦関係が完全に良くなるには、夫婦仲が悪くなっていった期間の倍以上の時間がかかると覚悟しています。
信頼なくすのは一瞬で、信頼してもらうのはほんと時間かかる。
人を信頼するのにも時間かかっちゃうよね。
離婚を回避して関係を修復するには、少しずつ信頼を積み上げて、年単位で向き合う覚悟が必要です。
【関連記事】
夫婦カウンセリングは離婚阻止できる?夫を引き留めるにはどうする?
離婚寸前から修復不可能になるNG行動3選
離婚寸前から修復できない夫婦には、相手の気持ちを考える想像力が足りません。
離婚回避をしたいなら、配偶者に嫌がられる行為を避けましょう。
とは言え私だってやらかして失敗して覚えたけど。
- 夫・妻に依存する
- 無計画に別居する
- 相談なしに大金を使う
特にこの3つは地雷になりやすいので注意が必要です。
夫・妻に依存する
どちらかが依存体質だと修復が難しくなります。
- 家事を丸投げ
- 自分の話を聞いてもらわないと気が済まない
- 面倒なことが起きたら配偶者任せ
こんな状態だと夫婦でいるのがめんどうですよね。
でもでも、頼っちゃいけないの?
頼るのと甘えるのは違ーう!
我が家では、新婚当初にお金の価値観が合わず、お金のことを夫にまかせっきりにしていました。
逆に家事は100%私がやっていて、夫は機嫌を取りたいときにアピールの掃除をするくらい。
お互いが苦手なことを丸投げして当りまえの状態で、状況を把握しないどころか感謝すらできていませんでした。
離婚危機をきっかけに、私はお金に、夫は家事に少しずつ関与し始めました。
これまで依存している人は特に、まずは状況を把握して感謝することから始めましょう。
無計画に別居する
離婚阻止のために別居はやりようによっては有効で、私も夫婦カウンセリングの時に勧められました。
ですが別居をすると元に戻れなくなるのではないかと思い、夫と距離を置きたいけど我慢をしました。
もしも離婚はせずに別居をしたいのであれば、初めに期間とルールを決めなくては、別居解消のタイミングを逃してしまいます。
話し合いをする日を一緒に決められると◎。
別居しっぱなしじゃなく、前に進むってことね。
無計画に別居して長年続くと
- 居心地がよくて元に戻りたくなくなる
- 年単位の別居を理由に一方的に離婚できる
- 配偶者の必要性を感じなくなる
と離婚に繋がりやすくなります。
修復のために距離を置きたくて別居するのなら、よく話し合って期間を決めてからスタートが基本です。
相談なしに大金を使う
家計から相談なしに大金を使うと、信頼を損ねてしまい、修復不可能になる原因になります。
「大金」は家庭によって金額が違うので、普段のコミュニケーションで基準のすり合わせから始めましょう。
我が家でも夫が勝手にパソコンを買おうとしてかなり怒ったことがありました。
パソコンが必要でも、相談なしに20万円を下ろしてシレっと買おうとしたのが自分としては許せませんでした。
ふつうは一言あるでしょがい!
家に必要なものならいいんじゃ?
じゃあ一人で生活したら?
ってなるよ?
二人で協力し合って夫婦を続けるなら、大切なお金を使うのに相談は必要です。
離婚危機にある場合は特に、コミュニケーションの時間を惜しまず取りましょう。
配偶者が衝動的な性格なら離婚不受申出書の提出を
離婚届って、実は本人のサインでなくても受理されてしまうんですよね。
だって筆跡が本人のものかどうかまで、役所は調べませんから。
いやいや、それダメでしょ!
違法なんだけど受理はされちゃう。
取り下げるのに訴訟とか時間がかかるってさ。
トラブルを防ぐには、役所に離婚不受理申出書を出しましょう。
私は離婚届けに勢いでサインしたことがありますが、サインをしてしまったものの出してほしくない場合にも有効です。
可能なら本籍地で出すと手続きが早く済みますが、住んでいる地域の役所でも提出は可能です。
詳しくは役所で聞いてみてくださいね。
離婚寸前で夫婦関係修復を焦ると失敗しがち
離婚寸前から夫婦関係を改善するのは簡単ではありません。
焦って配偶者に好かれようと
- プレゼントなどで気を惹こうとする
- 無理に距離を詰める
- その場しのぎの機嫌取りをする
といったことでは根本的な解決はできません。
【関連記事】
妻にプレゼントで機嫌を取るのはやめなさい!妻側から心理を解説
離婚するもしないも簡単じゃないんだね。
離婚崖っぷちまで行くと、離婚回避に時間もお金もかかっちゃう。
離婚危機回避には離婚がよぎらない居心地のいい家庭にすることが大事で、具体的な方法を3つ解説します。
コミュニケーションを見直す
必須なのがコミュニケーションの見直しです。
離婚寸前まで不仲になった理由は、大半がコミュニケーションのすれ違いです。
これまでと同じコミュニケーションでは同じことの繰り返しになるでしょう。
コミュニケーションを見直すには
- 定期的に話し合いの場を設ける
- コミュ力を磨く
- 楽しい話題を選ぶ
の3つが効果的です。
【関連記事】
アサーションでモラハラ予防!健全な会話で対等な夫婦関係を築くコツ
でもさ、楽しい話題ってないんだけど…
ないなら作るべし!
ということで次!
共通の趣味を見つける
- 何を話していいのかわからない
- 話しても楽しくない
- 会話する習慣がない
といった夫婦には、まず楽しい話題を積極的に作りましょう。
夫婦で共通の趣味ができれば、楽しい話題が自然と増えます。
共通の趣味はどちらかの趣味をマネして始めるのが早いです。
- 同じスマホゲームを始めてみる
- 夫婦で料理をしてみる
- 同じテレビ番組を見てみる
共通の趣味は共通の楽しい話題ができ、楽しく会話ができる時間が増えます。
会話楽しい!っていう印象付けからスタートしよう!
自分の時間を大切にする
離婚寸前から夫婦でいたいと心変わりしてもらうには、しんどくない状態も意識しましょう。
もちろん二人で過ごす時間も大切ですが、夫婦以外の時間をお互いに尊重することも大切です。
【例】
✕夫婦の時間が大切だから飲み会禁止!…窮屈で離婚したくなる
〇ある程度の交友は優先してOK!…息抜きができてしんどくない
夫婦仲を改善するのに支障をきたさない程度に自由があれば、窮屈な思いをせずに夫婦を続けることができます。
可能であれば夫婦がお互いに自由を満喫できれば、外で刺激をもらった分、夫婦の会話の引き出しも増やせます。
まとめ~離婚寸前から修復できるかはお互いの覚悟による
離婚寸前から夫婦関係を修復するのは簡単ではなく、時間も根気も必要です。
- 長期戦に挑む覚悟がある
- 自分が変わる努力ができる
- 諦めないで修復に挑める
という人は夫婦関係を修復できる可能性が高いでしょう。
夫婦関係修復に挑むなら、コミュ力を磨きつつ共通の趣味で楽しく会話する回数を増やしましょう。
とは言えモラハラや借金癖など解決が難しい場合は、離婚を検討するのも解決方法のひとつです。
どちらにせよ2年後、10年後に後悔しないよう、今できることを始めてみてくださいね。
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