家事は一切しない
料理もしないどころか感謝もなし
でもダメ出しだけはばっちりしてくる夫。
「なぜこの人と結婚したんだろう…」と何度思ったことか。
あの時もっと家庭的な人を探していれば
この人の前にお付き合いしていたあの人の方が良かったのでは?
こんな後悔をしたのは私だけではないはず。
でもこんなこと考えても現状が変わらないし、むしろ後悔の念が深まるだけなんですよね。
これは、脳が「なぜ」に対して無意識的に答えを探してしまうようにできているからです。
だから「なぜこの人と結婚したんだろう」と考えるとどんどんネガティブな気持ちにハマってしまいます。
「なぜこの人と結婚したんだろう」と考えてしまう人は、ぜひこの記事を参考に考えるのをやめてください。
なぜこの人と結婚したんだろうと考えると起きること
「なぜ?」と考えると内容にかかわらず脳が勝手に答えをあれこれ探し始めます。
「なぜこの人と結婚したんだろう?」と考えると、無意識のうちに脳にはこんなことが起こります。
- 「なぜ」の理由を無意識に探してしまう
- 脳が勝手にストレスを感じる
- ネガティブな気持ちになる
こうやって勝手にしんどくなって、余計に配偶者にストレスを感じるようになるでしょう。
もっと詳しく解説するね。
「なぜ」の理由を無意識に探してしまう
なぜこの人と結婚したんだろう
理由を知りたいのではなく後悔からそう思っただけでも、脳は勝手に「なぜ」の言い訳を考え始めてしまいます。
- 若いころはどうかしてた
- あの頃はよく見えた
- 周りがどんどん結婚していて焦っていた
こうやって言い訳のような理由をどんどん考え始めてしまい、配偶者のことが頭を離れなくなります。
脳が勝手にストレスを感じる
配偶者に嫌悪感があるのに、「なぜ」のせいでどんどん配偶者のことを考え続けてしまいます。
これってすごくストレスですよね。
配偶者のことが嫌いで仕方ないなら、むしろ考えないようにする方がストレスがかかりません。
だから「なぜこの人と結婚したんだろう」という思考は危険なんです。
ネガティブな気持ちになる
ネガティブな「なぜ」を考え始めると、ネガティブな理由や言い訳を探し始めます。
自分で勝手に考えたネガティブな理由に勝手にイライラし始めて、どんどん腹が立ってきます。
そして「あの時こうしていれば」と考えてもどうしようもないことを考え始めます。
理想と現実のギャップにがっかりしたり、悪いことばかりにイライラしたり、どんどんメンタルが疲れてしまいます。
今に目を向けられなくなって、どんどん幸せから遠ざかってしまうでしょう。
【なぜこの人と結婚したんだろう】の代わりに考えるといいこと
「なぜこの人と結婚したんだろう」と考えてはいけないと意識するほど、余計に考えてしまう人もいますよね。
そんな時は無理に禁止するよりも、他のことを考えて忘れるのが近道。
ポジティブな【なぜ】に変換する
「なぜ」の内容をポジティブな内容にすれば、脳は勝手に楽しいことを考え始めます。
楽しいことがない時はどうするの?
楽しいことは本当のことじゃなくても、妄想とかでもいいよ!
「なぜこんなに毎日楽しいんだろう」「なぜこんなに人生幸せなんだろう」と口に出してみると、あとは勝手に脳があれこれ証拠集めや根拠の洗い出しをしてくれます。
イケメン好きならテレビを見ながら「なぜこの人はこんなにかっこいいんだろう」とか、子どもやペットに対して「なぜうちの子はこんなにかわいいんだろう」とか、簡単な「なぜ」から始めてみてはいかがでしょうか。
「なぜ宝くじが当たったんだろう?」とか、当たってもない宝くじのことを考えるのもOKです。
これで勝手にハッピーな感情が沸きますよ。
楽しいことをする
しんどい時やイライラしてるときに「なぜこんなに幸せなんだろう」と考えるのが難しい人は、もっと生活を楽しみましょう。
- 趣味を始める
- 楽しいことにお金や時間を使う
- 美味しいものを食べる
など自分を甘やかすことが有効です。
私は昔、夫が嫌すぎて「なぜこの人と一緒に暮らさなくてはいけないんだろう」とずっと考えていました。
ですが途中から将来離婚する方法を考え始め、経済的に自立するためにいろんな副業や資格のことを考え始めました。
パソコン使えるようになったし、ハンドメイド作家にもチャレンジ中。
なんか充実してるね!
今は自分が楽しいことやチャレンジしたいことに時間を使うことができるので、夫のことを考える暇がありません。
仕事で急に遅くなったり、急に休日出勤になったりしますが、昔のように腹が立つことはありません。
「なぜこんなにやりたいことにチャレンジできるんだろう」と考えるようになり、家計を支えてくれる夫のおかげと考えられるようになりました。
配偶者のことを忘れる
それでもまだ「なぜこの人と結婚したんだろう」という思考をやめられない時は、配偶者のことを忘れましょう。
配偶者のことを考えなければ、配偶者に対して「なぜ」と考えることがなくなります。
- なぜ休みの日くらい家事をしないんだろう
- なぜ昔とは別人になってしまったんだろう
- なぜこんなに気が利かないんだろう
こんなことを考えるくらいなら、一人暮らしをしているとか、赤の他人とルームシェアしているとか、期待するのをやめましょう。
私は夫があまりに子供に対して無責任なので、夫も子どもの親であるということを忘れることにしました。
代わりに「子どものスポンサー」だと考えるようになってから、何もしないことに腹が立たなくなりました。
籍はそのままだけど気持ち的にはシングルマザー。
養育費とか多めにもらってると思うことにした。
心の中でそう思うだけなら自由だもんね。
配偶者へのがっかりが頭から離れない時におすすめの3つの行動
頭で分かっても、今すぐ「なぜこの人と結婚したんだろう」と考えないのが難しい人もいますよね。
そんな時はまず「怒りを手放す」ことから始めましょう。
怒りを上手に手放すことができれば、自分の感情をコントロールするのが少し楽になります。
夫への怒りを手放す方法は3つあります。
- 物に八つ当たりする
- 断捨離する
- 夫に構うのをやめる
では一つずつやり方を見てみましょう。
物に八つ当たりする
一つ目の方法は物に八つ当たりすること。
とは言え大人が八つ当たりってなかなか難しそうに感じますよね。
私が聞いたおすすめの方法は、お皿を割ること。
以下やり方です。
- 要らないお皿(欠けてる、元々はペアだけど片方残ってないなど)を用意
- 新聞に包んで、さらに厚みのあるビニールに入れて口を縛る
- ベランダなどコンクリートに向かって怒りの感情とともにぶん投げる
これでかなりスカッとするとか。
これはスカっとしそう。
私はガラスの破片が病的に怖い人なので出来ませんが…
記念にもらったお皿など、見るたびにイラっとするものであれば処分もできるので一石二鳥!
破片が飛び散ったりベランダから落下しないように、安全に配慮してやってくださいね。
断捨離する
二つ目の方法は断捨離をすること。
特に捨てるに捨てられない昔の思い出の品を捨てるとすっきりします。
私も子どもが小さくて気晴らしの時間を取れなかったときに、プレゼントの外箱や昔のデートの記念品など、思い出だけのガラクタをたくさん捨てました。
普段捨てられないタイプだから怒りのパワーを有効利用してたよ。
夫が好きな時なら捨てられないゴミってあるよね。
捨てるときに「あの頃と今はもう別人!」と気持ちを断ち切りながら捨てるのがおすすめ。
部屋がすっきりして気持ちよくなるのと、断捨離で疲れて怒るのも面倒になるのとで一石二鳥です。
配偶者に構うのをやめる
3つ目の方法は、怒りの元となる配偶者に構うのをやめること。
腹が立っていても、嫌いになっても、つい世話を焼いてしまうことってないですか?
私も「そろそろ寒いからあたたかい肌着を用意しておこう」とか、「そろそろお茶を淹れよう」とか、つい考えてしまいます。
でも見返りを全く求めずにやれるほど、私は大人になれません。
ありがとうどころか気づきもしないと腹立つ。
うん、それは腹立つね。
世話を焼くことが悪ではありませんが、後で自分が嫌な思いをするくらいなら放っておく方が機嫌よく過ごせます。
「大人だし自分でやるでしょ」
「必要なら声かけるでしょ」
といった独り言を心の中で唱えて、私は夫の世話を焼くのをやめました。
これで夫のことを考える癖が少しマシになるので、世話を焼きすぎている人はぜひマネしてみてください。
まとめ~なぜ○○はポジティブなことだけに!
「なぜこの人と結婚したんだろう」と考えると、ひたすら言い訳のような理由を考え続けてしまいます。
「なぜ」に対して答えを出そうとする脳の癖によるものなので、自分でコントロールが難しいでしょう。
だから「なぜ」のあとをもっと他のポジティブな内容に変えて考えてみることがおすすめ。
ネガティブな「なぜ」を手放して、ぜひ楽しい「なぜ」を考えてみてくださいね。
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